歴史・統計 [2024年]
[11月]
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日本の世帯数の将来推計(都道府県別推計)(令和6(2024)年推計) 令和6(2024)年11月12日 国立社会保障・人口問題研究所
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2045年以降はすべての都道府県で世帯総数は減少傾向へ
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2040年には半数以上の都道府県で平均世帯人員が2人を下回る
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単独世帯の世帯数は増加から減少へ転じる都道府県が増えるが、単独世帯の割合はすべての都道府県で上昇が続く
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2050年には、半数近い都道府県で50%以上の世帯が、世帯主が65歳以上の世帯。3分の2の都道府県で、5世帯に1世帯が65歳以上の単独世帯に
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4県(沖縄、滋賀、埼玉、茨城)では、2050年の75歳以上の単独世帯の数が2020年の2倍以上に
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関連:75歳以上の独居世帯、2050年に46都道府県で2割超す 2024年11月12日 15:15 (2024年11月12日 16:03更新) 日本経済新聞
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日本の世帯数の将来推計(全国推計) (令和 6(2024)年推計)-令和 2(2020)~32(2050)年- 令和6年11月11日公表 国立社会保障・人口問題研究所
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一般世帯総数、平均世帯人員
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一般世帯総数は、後述する「世帯の単独化」を背景に令和2(2020)年の5,570万世帯から令和12(2030)年まで増加を続け、5,773万世帯でピークを迎える。その後は減少に転じ、令和32(2050)年には5,261万世帯と、令和2(2020)年より310万世帯減少する。
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男女・年齢別にみた 65 歳以上人口の独居率
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65歳以上の単独世帯が世帯主65歳以上の一般世帯総数に占める割合は、令和2(2020)年の 35.2%から令和32(2050)年の 45.1%へと大きく上昇すると見通されている。
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男女・配偶関係別にみた 65 歳以上の単独世帯
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65歳以上の高齢単独世帯に占める未婚の割合をみると、令和2(2020)年時点では男性 33.7%、女性11.9%であったが、過去の未婚率の上昇を反映して今後は男女ともに一貫して上昇を続け、令和32(2050)年には男性 59.7%、女性 30.2%に達する。
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現在の高齢単独世帯は、過去の婚姻率や出生率の高さを踏まえればひとり暮らしといえども別居子がいる割合が高いことに加え、本人の兄弟姉妹数が多いことからも生存している近親者がいる可能性が高い。しかし、30 年後の高齢単独世帯は有配偶・死別・離別でも子どものいない割合が高まることに加え、本人の兄弟姉妹数も少なくなるため、近親者が全くいない高齢単独世帯が急増すると想定される。
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男女・年齢別にみた未婚率
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近年、結婚行動の変化においては、男女ともに晩婚化、非婚化(50歳時未婚者割合の上昇)が同時に進行しており、将来の男女・年齢別配偶関係別人口における15歳以上全体の未婚者の割合(未婚率)をみると、令和2(2020)年の男性34.6%、女性24.8%から、30年後の令和32(2050)年には男性 36.5%、女性 27.1%へと上昇する。
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[10月]
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令和4(2022)年度 国民医療費の概況 令和6年10月11日 厚生労働省
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令和4年度の国民医療費は46兆6,967億円、前年度の45兆359億円に比べ1兆6,608億円、3.7%の増加となっている。
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人口一人当たりの国民医療費は37万3,700円、前年度の35万8,800円に比べ1万4,900円、4.2%の増加となっている。
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国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.24%(前年度8.13%)となっている。
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制度区分別にみると、公費負担医療給付分は3兆4,884億円(構成割合7.5%)、医療保険等給付分は21兆1,015億円(同45.2%)、後期高齢者医療給付分は16兆4,544億円(同35.2%)、患者等負担分は5兆6,524億円(同12.1%)となっている。
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[9月]
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令和5年(2023)人口動態統計(確定数)の概況 令和6年9月17日 厚生労働省
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出生数は 72 万 7288 人で、前年の 77 万 759 人より 4 万 3471 人減少し、明治 32 年の人口動態調査開始以来最少となった。出生率(人口千対)は 6.0 で前年の 6.3 より低下し、合計特殊出生率は 1.20 で前年の 1.26 より低下し、過去最低となった。
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死亡数は 157 万 6016 人で、前年の 156 万 9050 人より 6966 人増加し、調査開始以来最多となった。死亡率(人口千対)は 13.0 で前年の 12.9 より上昇した。
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なお、新型コロナウイルス感染症の死亡数は、3 万 8086 人(同 2.4%、31.4)で第8位となっている。
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婚姻件数は 47 万 4741 組で、前年の 50 万 4930 組より 3 万 189 組減少し、婚姻率(人口千対)は 3.9 で前年の 4.1 より低下した。
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離婚件数は 18 万 3814 組で、前年の 17 万 9099 組より 4715 組増加し、離婚率(人口千対)は 1.52 で前年の 1.47 より上昇した。
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統計トピックスNo.142 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで- 令和6年9月15日 総務省
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1.高齢者の人口(人口推計、World Population Prospects)
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総人口が減少する中で、65歳以上人口は3625万人と過去最多
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総人口に占める割合は29.3%と過去最高
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日本の65歳以上人口の割合は、世界で最高(200の国・地域中)
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2.高齢者の就業(労働力調査、OECD.Stat)
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65歳以上の就業者数は、20年連続で増加し914万人と過去最多
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就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.5%
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65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に
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日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準
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65歳以上の役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は、全ての年齢階級で前年に比べ上昇
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「医療,福祉」の65歳以上の就業者は10年前の約2.4倍に増加
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[8月]
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人口推計(2024年(令和6年)3月確定値、2024年(令和6年)8月概算値) (2024年8月20日公表) 総務省統計局
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【2024年(令和6年)8月1日現在(概算値)】
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<総人口> 1億2385万人で、前年同月に比べ減少 ▲59万人 (▲0.48%)
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【2024年(令和6年)3月1日現在(確定値)】
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<総人口> 1億2400万3千人で、前年同月に比べ減少 ▲56万5千人 (▲0.45%)
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15歳未満人口は 1402万9千人で、前年同月に比べ減少 ▲33万8千人 (▲2.35%)
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15~64歳人口は 7374万人で、前年同月に比べ減少 ▲27万4千人 (▲0.37%)
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65歳以上人口は 3623万3千人で、前年同月に比べ増加 4万8千人 ( 0.13%)
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うち75歳以上人口は 2038万9千人で、前年同月に比べ増加 71万4千人 ( 3.63%)
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<日本人人口> 1億2079万2千人で、前年同月に比べ減少 ▲83万9千人 (▲0.69%)
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生涯未婚率は急増中!独身男女対象のアンケートから判明した結婚できない原因 2024/08/17 ハッピーメール
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実施日:2024年7月1日
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1 生涯未婚率は年々増加傾向にある!
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30代から未婚率がグッと下がる
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2 結婚願望がある人は男女ともに「約7割」
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結婚したい年齢は男性より女性のほうが早い
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結婚をしたくない人の理由は「時間を自由に使いたいから」が最多
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3 婚活をしている独身男女はともに「約4割」
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4 独身男女に人気の婚活方法は「マッチングアプリ」
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5 結婚相手に求める条件ランキング1位は男女ともに「人柄」
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6 独身男女の結婚できない原因をアンケート調査から分析
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男女ともに出会いの数が足りない
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「女性の容姿」に厳しすぎる男性は結婚のハードルが高くなる
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「男性の年収」に厳しすぎる女性は結婚のハードルが高くなる
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7 生涯未婚率の急増に怯えずまずは自分と向き合おう!
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満足度・生活の質に関する調査報告書2024 ~我が国のWell-beingの動向~(概要) 2024年8月 内閣府 政策統括官(経済社会システム担当)
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生活満足度の動向
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生活満足度は、5.89と調査開始以来で最高水準となり、1年間での上昇幅も最大となった。
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男女別では、いずれも最高水準となったが、特に男性の上昇幅が大きい 。年齢階層別では、全ての階層で上昇したが、40歳-64歳は2020年の水準に至っていない。
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地域別では、全ての地域で同程度の上昇。雇用形態別では、コロナ禍の影響を大きく受けた非正規雇用が引き続き上昇し、正規雇用との水準差は縮小(図表1-4)。
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満足度の過去、現在、未来の動向
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年間の生活満足度の変化では39歳以下の層で上昇・低下双方の割合が他の年齢階層より高く、相対的に変動が大きい 。5年の間に結婚した人のうち5割の満足度が上昇。
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現在の満足度は5年前回顧満足度より上昇しているが、5年後予想満足度は5年前回顧満足度より低くなり控えめに評価する傾向。過去5年間で満足度が上昇した人の約6割が、将来の満足度低下を予想。
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[7月]
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「観測史上最も暑い日」が続けて更新、地球はどこまで暑くなる? 地球の歴史を俯瞰、真の「温室化」時代はやってくるのか 2024.07.27 NNATIONAL GEOGRAPHIC
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「太陽が地球をのみ込んでしまうというのが、定説です」
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令和5年簡易生命表の概況 令和6年7月 26 日 厚生労働省
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令和5年の平均寿命は、
男では 81.09 年となり、令和4年の 81.05 年を 0.04 年上回った
女では 87.14 年となり、令和4年の 87.09 年を 0.05 年上回った
前年を上回ったのは、男女とも3年ぶりである
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平均寿命の国際比較は、作成方法が異なることから厳密な比較は困難であるが、厚生労働省が入手した資料の中では、男葉世界第5️⃣位、女は世界第1位。
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第1回デジタル経済・社会に関する就業者実態調査(速報) 2024.07.26 NIRA
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2024年5月時点の全国の就業者のテレワーク利用率は13%となった。東京圏のテレワーク利用率は全国と同様の動きを示していたが、このところやや低下し21%となった。
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テレワークを用いた働き方や生活に関して、肯定的な意見も否定的な意見も緩やかに増えており、ポストコロナでのテレワークの認識が形成されつつある。
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近い将来のICTや自動化技術を用いた仕事に関する認識(「人工知能やロボットなどの自動化技術が、業務を補助する」等)は、「できない」の回答が、「できる」の回答を大きく上回る。経年的には、2021年9月時点から2023年3月にかけて「できない」の回答割合が一旦大きく低下したが、それ以降、同割合は上昇している。
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キャッシュレス決済について、フィンテックサービス(PayPayなど)の利用率は、2019年12月以降、一貫して上昇している。
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デジタルプラットフォームでのオンラインショッピングを利用している人の割合は73%であり、利用者に限ると、購入金額の平均はおよそ2万5千円、最もよく購入されているのは「食料、飲料、酒類」であった。
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政策の賛否について、デジタル化に関する政策への賛成の割合が、経年的に低下している。賛成の割合が最も高かったのは、地球温暖化防止対策で、特に年齢階層が高いほど、賛成の割合が高かった。
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グリーン・ジョブに携わっている人の割合は21%であり、2021年9月時点と比べると10%ポイント低下する結果となった。
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[6月]
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日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6(2024)年推計)―令和2(2020)~32(2050)年― 2024-06-25 人口問題研究 第80巻 第2号(2024/6) 国立社会保障・人口問題研究所
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本推計では,一般世帯人員の動向は総人口と概ね同様の傾向を示し,令和2(2020)年の1億2,316万人から今後も一貫して減少し,令和32(2050)年には1億82万人へと令和2(2020)年よりも2,234万人少なくなる.一方,施設等の世帯人員は令和2(2020)年に298万人であったものが,今後も高齢化の一層の進展を反映して増加し続け,令和27(2045)年には令和2(2020)年より89万人多い388万人でピークを迎えると見通される10).
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一般世帯総数は,後述する「世帯の単独化」を背景に令和2(2020)年の5,570万世帯から令和122030)年まで増加を続け,5,773万世帯でピークを迎える.その後は減少に転じ,令和32(2050)年には5,261万世帯と,令和2(2020)年より310万世帯減少する.
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一般世帯の平均世帯人員は,令和2(2020)年の2.21人から減少し続け,令和15(2033)年に初めて2人を割り込んで1.99人となり,令和29(2047)年に1.92人に達した後は令和32(2050)年までそのまま横ばいで推移すると見通される.
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家族類型別に一般世帯数をみると,令和2(2020)年時点で最も多いのは「単独世帯」。30年後には「単独世帯」以外の4類型の世帯数は令和2(2020)年よりも減少するため,世帯の小規模化から,さらに進んだ「世帯の単独化」がより顕著になる
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世帯主の年齢が65歳以上の一般世帯の総数は,令和2(2020)年の2,097万世帯から令和32(2050)年の2,404万世帯へと307万世帯の増加,75歳以上の世帯は,1,067万世帯から1,491万世帯へと425万世帯の増加,85歳以上の世帯は305万世帯から538万世帯へと233万世帯の増加が見通されており,特に85歳以上の世帯は約1.8倍となる.
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近年,結婚行動の変化においては,男女ともに晩婚化,非婚化(50歳時未婚者割合の上昇)が同時に進行しており,将来の男女・年齢別配偶関係別人口における15歳以上全体の未婚者の割合(未婚率)をみると,令和2(2020)年の男性34.6%,女性24.8%から,30年後の令和32(2050)年には男性36.5%,女性27.1%へと上昇する.
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令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 厚生労働省 令和6年6月
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(1)出生数は減少:合計特殊出生率 は 1.20 で、前年の 1.26 より低下している。
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(2)死亡数は増加
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(3)自然増減数は減少:自然増減率数・率ともに17年連続で減少かつ低下している。自然増減数は、全ての都道府県で減少している。
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(4)死産数は増加
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(5)婚姻件数は減少:平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻は 29.7 歳で、夫婦ともに前年と同年齢となっている。
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(6)離婚件数は増加
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[5月]
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我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から) 令和6年5月4日 総務省
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2024年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)を推計
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全国:こどもの数は1401万人、43年連続の減少。こどもの割合は11.3%、50年連続の低下
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都道府県:こどもの数は47都道府県で減少。こどもの割合は沖縄県が最も高く、秋田県が最も低い
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[4月]
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10代のSNS:LINE9割、Instagram8割、TikTok6割、Threads2割:4年でTikTok利用率が増加 2024年4月22日 NTTドコモ モバイル社会研究所
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スマホ・ケータイ所有者のうちLINE利用率が84.9%。全世代でLINEの利用率は他のSNSよりも高く、10~60代で8~9割以上が利用
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10代ではTikTokの利用率が約6割、約2割がThreads(スレッズ)利用
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10代のTikTok利用率は2020年には2割だったが、2024年には約6割まで増加
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人口推計(2023年(令和5年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳)、男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級)、男女別人口‐ 2024年4月12日公表 総務省
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総人口は59万5千人の減少、13年連続の減少
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日本人は2千人の増加で、3年ぶりの社会増加。外国人は24万人の増加で、2年連続の社会増加
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15歳未満人口は前年に比べ32万9千人の減少
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都道府県別人口の人口増加は東京都のみ
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日本の世帯数の将来推計(全国推計) (令和6(2024)年推計) 024年4月12日 国立社会保障・人口問題研究所
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2020~50年の30年間について将来推計
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世帯総数は 2030 年をピークに減少、2050 年の平均世帯人員は 1.92 人に
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2050 年には単独世帯が 44.3%、2,330 万世帯に
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65 歳以上の高齢世帯数のピークは 2045 年、75 歳以上の世帯はいったん減少した後再度増加する
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2050 年の男性高齢単独世帯の 6 割は未婚、近親者のいない高齢単独世帯が急増
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