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私の里山では、色んな果実が古くから作られ、ほとんどが枯れてしまったが、今でも荒れはてた山の中に秘かに残っているものがある。少し手入れをすれば、色 んな果実が収穫できる。数えたことがないが、何種類あるのか、すぐには思い出せない。頭に浮かぶものを思うがままに列記すると、柿(甘柿、渋柿)、栗、枇 杷、スモモ、ミカン(早生、晩生)、すだち、ゆず、だいだい、八朔、甘夏、夏みかん、ゆすらうめ、ぐゆみ、イチジク、もも、桑の実、ザクロなどが浮かぶ。 季節ごとに子供の頃、むさぼった ことを思い出す。実に美味しいものであった。

 

これらの一部について、1年間の変化を 写真で紹介する。田舎育ちの方がおられれば、懐かしいのでないかと思い、 このコーナーで徐々に紹介し、少しの安らぎあれば幸いです。

 

最初に、徳島県は、すだちの産地で、レモン、かぼすと共に料理に利用される徳島の特産品である。その他、ゆず、だいだい、ゆこうなど子供の頃から食してきた果実酢 がある。これらのお酢の料理が田舎には数多くある。懐かしく、田舎料理を再現してみたい人がおられればすだちの酢は提供できます。

 

1.田舎の果実酢・・作り方とその料理

   ①すだちの酢(2014年1月20日紹介)

   ②ゆずの酢

   ③だいだいの酢

 

2.田舎の子供の頃からの果物の一年の経緯

   ①八朔

   ②ゆすらうめ

   ③みかん

   ④梅(2014年3月21日紹介開始)

   ⑤枇杷(2014年1月30日紹介開始)

   ⑥たいだい

   ⑦すだち(2014年1月30日紹介開始)

          ⑧たけのこ

   ⑨キューイ

   ⑩すもも(プラモ) :3月29日現在、木全体が真っ白い花に覆われている。

   ⑪柿

   ⑫木イチゴ

        ⑬いたどり

   ⑭ブルーベリー

   ⑮イチジク

   ⑯かりん

   ⑰きんかん

 

3.田舎の山、庭の草木の写真集

 

4.田舎の食材

野山には、新芽のヨモギ、イタドリ、ノビル、イチゴなど、畑には、菜の花(各野菜の花)、ほうれん草、ブロコリー、とよなかイチゴ、海には、わかめ(春の嵐で、海が荒れると海岸に拾いにいったものである)など数多くの食材が春から出回る。

 

野菜の最後は挿し花として部屋にいい香りと安らぎを与えてくれる。少し土地があれば、野菜を作ってみてはどうですか。食べて、最後の花見まで楽しむことができます。

 

これから野菜等が夏にかけてたくさん収穫(とまと、キュウリ、なす、ピーマン・・・)できる。そら豆、エンドウ豆も大きくなっている。きぬさやはもうさやになり、食べ始めている。家の周囲、山畑には、食べきれないやさい、くだもの、山菜が満ちあふれている。

 

退職時に、退職祝いにパン焼き器をもらった。最初は、普通の食パンを焼く程度で、あまり利用価値がなかったが、理系の出身か、化学屋の気質か分からないが、色んなものを食材にし、食パンを焼くようになった。

 

春の季節の一例を紹介したい。

  1)よもぎパン

    ・ヨモギの新芽(地上から少しでたもの:3月に収穫)を摘む。

    ・よく水洗いして重曹をよもぎ2掴み程度に適量(5g程度か)入れ、5分程度煮る。

              ざるに打ち上げ、よく水洗いして水をしばり、太陽の下で乾燥する。

    ・乾燥したヨモギを粉砕(コーヒーミルなど)する(綿状になる)。

    ・パンは、水180mlにヨモギ4gを入れ、よく水を馴染ませる。水が少し青くなる。

                砂糖10g、塩4g、粉ミルク10g、バター10g、強力粉250gを入れる。

    ・最後にイースト菌4gを入れ、パン焼き器で焼く(4時間かかる)。

    ・ヨモギの香りと味がする春らしいパンが焼ける。

    ・その他、菜の花(乾燥粉末:菜の花を生で乾燥し、ほとんど乾燥すれば、少し小さくぎざむ

    ・電子レンジ(300W、5分:少し手間をかけ、30秒ごとに混ぜてやる)で乾燥してミルにかけて粉砕して利用する。

     葉の花(白菜等)、ほうれん草(煮たもの等)、ツルムラサキ、モロヘイヤなどを乾燥粉末を作り、食パンを焼く。

  2)ヨモギ餅(ヨモギの香りがして美味しい。贅沢な一品である)

  3)菜の花パン

  4)芋パン(乾燥芋の粉末、焼き芋、ゆでた芋をペースト状にしたもの)

  5)わかめパン

  6)粉砕した野菜やわかめは味噌汁などに加えてもよい。

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