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FellowLink 倶楽部 2017年8月1日 #49


熱い真夏日に蝉の声が加わり、花火やお盆の季節になりました。 FellowLink倶楽部 #49[毎月1日発行]をお届けします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆◇◆ FellowLink 倶楽部 2017年8月1日 #49 ◆◇◆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ INDEX-------------------------------- 1.コラム:iPS細胞と研究環境 2.ブログ:まちづくりの観点からの流域圏の見直し 3.お役立ち:複数のmailアドレスをスマホで受発信する方法 4.お知らせ・案内・活動紹介 5.関連News & Topics 6.つぶやき(編集後記に代えて) ----------------------------------- 本月刊メルマガ「FellowLink倶楽部」は、知・データ・歴史、イノベーション、 社会システム、地方創生等に関する編集発行人(芝原靖典:Japa日本専門家活 動協会 代表理事)によるキュレーションメルマガです。 ▼Japa日本専門家活動協会のHP http://www.japa.fellowlink.jp/ 転送・転載はご自由です。メルマガのバックナンバーは下記でご覧頂けます。 ▼http://japa-fellowlink.wixsite.com/general-guide/blank ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【1.コラム:iPS細胞と研究環境】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先だって(2017年7月14日)、あるセミナーで京都大学の山中伸弥教授率いる 「iPS細胞研究所(CiRA サイラ)」 http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/ の渡邊文 隆所長室基金グループ長による「iPS細胞研究所の現状と課題」と題する講演 を拝聴しました。 iPS細胞の話はメディア等を通じて知ってるつもりでいましたが、当事者から 直接、話を伺うのは初めてで、iPS細胞の大写しの写真を見るのもはじめてで した。iPS細胞とはなんたるか、iPS細胞が再生医療と創薬に画期的な道を拓い たこと、そしてそれが故に、厳しい倫理が問われること等を知りました。再生 医療研究の中に、パーキンソン病もあることを知り、知己の方に間に合えばと 念じた次第です。 この講演は、「iPS細胞研究の現状と課題」ではなく、「iPS細胞研究室・・・」 となっているところがミソで、要するにiPS細胞研究所の研究資金の寄付の訴求 にこそポイントがありました。確かに、比較されていた京都大学(数億円)と スタンフォード大学(1,500億円)の寄付金の違いは圧倒的で、その違いは運用 益の違いにも当然出てきます。 日米の圧倒的な寄付文化の違いがこうした先端的研究環境の違いになって現れて います。寄付の拡大に向けての課題の一つとして、「値上がりした評価性資産は、 寄付によって手放した場合でも、寄付者に課税される(みなし譲渡課税)」との ことで、この課税緩和の必要性にも言及されていました。 そういえば、数年前に、筆者の母校の大学にも、地元で成功した企業のオーナー から年間数千万円の配当収入が見込まれる持ち株の寄付を受けたことがありまし たが、あの?時の寄付にもみなし譲渡課税が発生していたのでと想起した次第です。 いずれにしても、CiRA2030年までの4つの目標の一つである「日本最高レベルの 研究支援体制と研究環境の整備」のためには、研究資金が不可欠ですが、いつま でも寄付集めのために山中教授にマラソンをさせるのは日本の恥です。iPS細胞 の研究成果を活かした再生医療や創薬の総記実現に向けて、製薬メーカー等との 共同研究ももちろん必要ですが、研究員の確保・育成等のためには一般の企業あ るいは成功した創業者が税金で納めるだけでなく、利益の一部を大学の研究室に 寄付することも是非考えて欲しいものです。 iPS細胞のなんたるかを知り、その研究母体の資金の日米のギャップを改めて知っ た有意義な講演でした。 ▼CiRA iPS細胞研究基金 ご支援のお願い   http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/fund/index.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【2.ブログ:まちづくりの観点からの流域圏の見直し】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 最近、頻発している線状降水帯による土砂災害、洪水氾濫被害を見るにつけ、 山場(里山・中山間地域)から平場・まち場、漁場に至る流域圏概念の大切さ を痛感しています。特に、その基本となる里山の再生・維持・利用をどうする か、ブログにしたためました。ご笑覧頂ければ幸甚です。 ▼仕組みの群像:まちづくりの観点からの流域圏の見直し  http://shikumi-gunzo.hatenablog.com/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【3.お役立ち:複数のmailアドレスをスマホで受発信する方法】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 多くの方は、公私にわたっていろんなmailアドレスを使い分けていると思います。 そうした際、Gmail 経由ですべてのmailアドレスを受発信できる方法があります。 Gmail はスマホでも受発信できるので、要するにスマホがあれば、電車の中であ ろうが、どこにいても、すべてのmailが受発信できると云うことになります。 クラウドにmailのバックアップをしていることにもなります。会社の公式mailは セキュリティ上、難しいかと思いますが、それを除けば、これはなかなか便利です。 設定方法は下記サイトに掲載されています。 ▼受信メールアカウントを追加 Gmailの使い方   http://www.appsupport.jp/gmail/mail-fetcher/ ▼Gmailで他のメールアドレスのメールを送受信できるようにする方法   http://delaymania.com/201703/webservice/gmail-other-mail/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【4.お知らせ・案内・活動紹介】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼当協会が連携しているNPO法人ふるさとテレビ主催の七夕シンポジウムが今 週の8月4日(金)16:00より憲政記念館にて開催されます。今年は徳川恆孝氏 (徳川宗家18 代当主)をはじめとする5人のお殿様(現当主)がご出演されま す。さらに来賓として、倒幕の流れを起こした坂本龍馬血縁の郷士坂本家本家 10代目と横浜龍馬会会長様もいらっしゃいます。懇親会も含め、これだけの方 々が一同に会する貴重な機会に、ご来場をお待ちしています。 お申し込みは、こちらのサイト https://goo.gl/R9M3E5 にアクセス下さい。 ▼当協会が連携している一般社団法人高齢者活躍支援協議会及びシニアセカン ドキャリア推進協会共催のシンポジウム「65歳以上をどう生きるか! どう働 くか!」が今秋10月3日(火)13:30より、千代田区立内幸町ホールにて開催さ れます。  ■基調講演:労働社会の多様化と高齢者就労~シルバー人材センターを中心に~  ■パネルディスカッション:65歳からも働ける就労環境の整備               ~ 官民連携の横断的取組みに向けて ~ 詳細及びお申し込みは、こちら https://goo.gl/QDw8D4 にアクセスください。 ▼当協会では、連携団体や専門家に関わる各種イベント等の開催要領をご連絡頂 ければ、Social Collaboration Networkの一環として、本メルマガあるいは当協会 のHPの「イベント情報」ページにアップさせて頂きます。 ご連絡は本mailに返信頂くか、下記のフォームよりお願いいたします。   https://www.japa.fellowlink.jp/blank-1 ▼当協会では、専門家の会員(個人)および連携団体(特別会員)を募集してい ます。当協会の正会員(個人)になれば、専門家個人としての当協会発行の名刺 (3タイプから選択)とE-mail アドレス(@japa.fellowlink.co.jp)をもって、社会 的活動やビジネスを実施できます。Japaとして情報発信等もできます。来年度か らの会費制導入に先立ち、今年度中にご入会頂いた場合は入会金が無料です。 詳細は下記にアクセスしてご覧頂ければ幸甚です。お問合せ・入会お申し込みを お待ちしています。  https://www.japa.fellowlink.jp/about1-c221s ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【5.関連 News & Topics】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼破壊と創造の500年 冒険者の勇気 資本家の勃興 つながる世界 、日本経済新 聞Web刊、2017/1/1 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10716630V11C16A2M10900/?n_cid=SPTMG002 ▼明治期の立憲政治の確立等に貢献した先人の業績等を次世代に遺す取組につ いて(報告書) 、明治期の立憲政治の確立等に貢献した先人の業績等を次世代 に遺す取組に関する検討会 内閣官房、平成 29 年6月 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/meiji150/pdf/h290615_houkokusho.pdf ▼特集:平成 30 年史の中の安倍政権、溜池通信vol.621、July 21st , 2017 http://www.sojitz-soken.com/jp/send/tameike/pdf/tame621.pdf ▼油田探査の爆発音 動物プランクトンに大量死の恐れ、NATIONAL GEOGRA PHIC 日本版、NIKKEI STYLE、2017/7/22 https://goo.gl/Luw776 ▼「協働型研究開発コモンズ」がイノベーション効果をもたらす、科学技術振興 機構 研究開発センター、2017年6月26日 http://www.jst.go.jp/crds/about/director-general-room/column15.html ▼フェイクニュースや作り話が広まる理由、Nature Human Behaviour、2017年 6月27日 http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/11980 ▼BBCと「報道の公平性」~ BBC元政治番組総責任者に聞く~、NHK、疱瘡研 究と調査、JUNE 2017 http://www.nhk.or.jp/bunken/research/oversea/pdf/20170601_10.pdf ▼2016 フィンテック100 最も成功しているグローバルなフィンテックイノベ ーター、KPMG、2017.06.28 https://assets.kpmg.com/content/dam/kpmg/jp/pdf/jp-fintech100-201610.pdf ▼オープンイノベーションの収益化 ─エコシステムにおける戦略を考える─、 21世紀政策研究所、2017年7月3日発行 http://www.21ppi.org/pocket/pdf/63.pdf ▼デザインを巡る現状と論点、特許庁、平成29年7月5日 http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sangi/sangyo_design/pdf/001_02_01.pdf ▼ランキングによる都市の持つ「成長可能性」の可視化 ~地方創生の成功の鍵 はどこにあるのか~、野村総合研究所、2017年7月5日 http://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2017/pdf/forum255.pdf ▼地方発ベンチャーの現状と課題、日本政策金融公庫 総合研究所、日本公庫総 研レポート No.2017-3、2017年6月23日 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/soukenrepo_17_06_23b.pdf ▼明日の農業を考える みずほフィナンシャルグループ リサーチ&コンサルテ ィングユニッ、みずほ銀行 産業調査部、2017年7月 https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/mif_195.pdf ▼農場は工場ではない、TechCrunch Japan、2017年7月16日 http://jp.techcrunch.com/2017/07/16/20170715a-farm-shouldnt-be-a-factory/ ▼残念ながら「まちづくり」で人は増えない 仕事がなければ街はいずれ消え去る、 PRESIDENT Online、2017.7.21 http://president.jp/articles/-/22638 ▼ふるさと納税に関する現況調査結果、自治税務局市町村税課、平成29年7月4日 http://www.soumu.go.jp/main_content/000493819.pdf ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【6.つぶやき(編集後記に代えて)】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 政治家は目的的に考え、行政は手続き的に考えると云われていますが、「記録 の有無」「記憶の有無」が忖度される状況は何とも。それぞれの依って立つ 矜持はいずこに、・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -PR- ★Apache JMeter100%互換! 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