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FellowLink 倶楽部 2017年7月1日 #48


梅雨らしい時と夏日が交錯する蒸し暑い季節になりました。 FellowLink倶楽部 #48[毎月1日発行]をお届けします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆◇◆ FellowLink 倶楽部 2017年7月1日 #48 ◆◇◆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ INDEX-------------------------------- 1.コラム:ライフスタイル・文化の変化 2.ブログ:建物探訪 近代建築と歴史的建築 3.お役立ち:データを読む いますぐ役立つ最新ビジネス情報 4.お知らせ・案内・活動紹介 5.関連News & Topics 6.つぶやき(編集後記に代えて) ----------------------------------- 本月刊メルマガ「FellowLink倶楽部」は、知・データ・歴史、イノベーション、社会システ ム、地方創生等に関する編集発行人(芝原靖典:Japa日本専門家活動協会 代表理 事)によるキュレーションメルマガです。 ▼Japa日本専門家活動協会のHP http://www.japa.fellowlink.jp/

転送・転載はご自由です。メルマガのバックナンバーは下記でご覧頂けます。 ▼http://japa-fellowlink.wixsite.com/general-guide/blank

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【1.コラム:ライフスタイル・文化の変化】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先日、着物の着付けの練習台にされ、着物を着ました。結婚したとき、小生の寸法に 合わせて仕立て、嫁入りダンスに入れて持ってきたもので、しつけ糸が残ったままの 着物に、はじめて、袖を通しました。長襦袢・着物・羽織そして帯といういわゆる着物の アンサンブルです。

学生時代は、阿波踊りの時に、「土木」と染めた大学の学科連(れん)の浴衣を着て、 踊ったり、鳴り物の大太鼓をたたいていましたので、浴衣は慣れていましたが、本格的 な着物、ましてやアンサンブルは経験ありません。

その当時は痩せていたのでバスタオルを巻き、その上にさらしを巻いていましたが、い まやそうした必要もなく着物がフィットします。その着物姿をLINEで子供たちに送ると似 合っているとの返信あり。そういえば、女性の着物姿は時々見かけますが、男性の着 物姿はほとんど見ません。着物文化はどうなっているのでしょうか。

かっては、嫁入り道具にタンスは必須品であり、その中に着物を入れてくるのが普通 でした。地域によっては、庭にタンス等の嫁入り渡具を置き、近所の人たちが見に来た ものです。最近は、マンションだけでなく、一戸建てもクローゼット仕様が中心になり、 嫁入りタンスそのものにあまり需要がありません。引っ越しも大変なので人気がありま せん。

小生も田舎から上京し、結婚後、何度か引っ越しをしましたが、そのたびにタンスの移 動が大変でした。時には,玄関から入らず、二階の窓から引っ張り上げたこともありま す。おかげで、ふるさと(徳島)の特産品でそれなりのタンスや鏡台にゆがみが生じた り、傷んでいます。

数年前の娘の嫁入り時は嫁入りダンスも何もありません。欲しいものは自分達で選ん で買うのでいらない、とのことでした。当然、着物の需要・市場は減っているものと思わ れますが、流通システムが変わり、利用シーンが変わり、利用者が変わり、意外や最 近は横ばい乃至は持ち直し状態のようです。

▼着物市場規模に関する調査 2017  https://goo.gl/qYyGgw ▼着物関連市場における新たなセグメントとその特性の分析 https://goo.gl/iFDD5F ▼着物の復活は本物か  https://goo.gl/ZBWxEU

ライフスタイルの変化が家のつくり方、住まい方、暮らし方を変えています。すでに、一 戸建ての家の多くは,建てると云うよりもほとんどプレカット部材と金物による組み立て ・打ち付けです。現場での伝統的大工仕事はほとんど見られず、伝統的な木造家屋 が持っていた文化の薫りはありません。

いまや、日本の山には使える木材(植林)が数多あるのに、その木を使いこなす技術 が失われつつつつあります。もちろん、神社仏閣等を中心とした宮大工の世界はなん とか継承されていますが、一般の建て売り住宅においても、木造住宅の文化を承継で きる仕組みを維持して欲しいものです。

ライフスタイルの変化が、市場の変化をもたらし、伝統的技術の継承を細らせていま す。価格優先、機能優先ではない、住むこと・暮らすことの文化をどのように磨き、維 持していくのか、今一度考えてみたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【2.ブログ:建物探訪 近代建築と歴史的建築】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 5月末に、旧岩崎邸・迎賓館赤坂離宮・国会議事堂等の近代建築を、そして6月初旬に 、本年3月10日に国宝「陽明門」が修復なった世界遺産の日光東照宮を観てきました。 文化的習熟度の違いや、後世においてもレガシーとして残る建物とは何か、そして建 築物を内包する空間のあり方を考えさせられました。そうした思いを込めて、写真を多 めのブログにしたためました。ご笑覧頂ければ幸甚です。

▼仕組みの群像:建物探訪 近代建築と歴史的建築  http://shikumi-gunzo.hatenablog.com/ 【参考】 生きた建築の文化価値を再発見する時代へ ~モダニズム建築を観光資源 に育てていくために~、JTB総合研究所、2017年06月13日 https://goo.gl/DqomMS

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【3.お役立ち:データを読む いますぐ役立つ最新ビジネス情報】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、タカタ(株)が経営破綻しました。そ うした情報に接したとき、メディアによる情報だけでは真偽の程がよくわからない、もう 少し情報が欲しい。そうしたときに、企業等であれば、企業調査を依頼し情報を得るこ とができますが、そうでない個人の場合、役に立つサイトの一つがこの東京商工リサ ーチが提供している「データを読む いますぐ役立つ最新ビジネス情報」です。企業調 査を本業とする調査会社が分析しレポートしているので客観的な事実ベースで理解で きます。気になるビジネス上のニュースに接したとき、このサイトにアクセスして、自ら の判断に活かすのも良いのではないでしょうか。

▼データを読む いますぐ役立つ最新ビジネス情報   http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170626_02.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【4.お知らせ・案内・活動紹介】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼当協会では、専門家の会員(個人)および連携団体(特別会員)を募集しています。 当協会の正会員(個人)になれば、専門家個人としての当協会発行の名刺(3タイプか ら選択)とE-mail アドレス(@japa.fellowlink.co.jp)をもって、社会的活動やビジネスを 実施できます。Japaとして情報発信等もできます。来年度からの会費制導入に先立ち 、今年度中にご入会頂いた場合は入会金が無料です。

詳細は下記にアクセスしてご覧頂ければ幸甚です。お問合せ・入会お申し込みをお待 ちしています。  https://www.japa.fellowlink.jp/about1-c221s

▼当協会の理事(元産学連携学会長)が主宰している「大学等研究成果活用推進支 援プラットフォーム」が利用会員を募集しています。利用会員になれば、会員用DB(研 究紹介:1.3万件、月ごとに更新)を利用できます。併せて、本活動の協働活動者を募 集しています。 詳細及びお問合せは下記よれいお願いいたします。  https://japa-utob.wixsite.com/sangaku-renkei ▼当協会が連携しているNPO法人ふるさとテレビ主催の七夕シンポジウムが下記要 領で開催されます。今年は4人のお殿様(現当主)による基調講演とパネルディスカッ ションが行われます。是非、ご参加ください。 詳細及びお申し込みは、ふるさとテレビHP(「ふるさとテレビ」で検索)の「七夕シンポジ ウム」のバナーから、お申込下さい。  http://www.furusatotv.jp/symposium_201708/

 ■ふるさとテレビ12 周年記念七夕シンポジウム 開催要領■   第1 部:シンポジウム      日時:平成29 年8 月4 日(金)16:00~18:30(15:00 受付開始)      会場:衆議院憲政記念館講堂  東京都千代田区永田町1-1-1      会費:3,000円      基調講演:16:15 ~ 16:45 徳川 恆孝先生(徳川宗家第18 代御当主)      パネルディスカッション:16:50 ~ 18:30        メインテーマ:明治維新150 週年を迎えるいま、                    新たな150 年に向けて稽古照今!        サブテーマ:殿様(御当主)サミット        コーディネータ:浅野 史郎氏(元宮城県知事)        パネリスト:前田 利祐氏(加賀前田家第18 代御当主)               武田 邦信氏(武田家第16 代御当主)               山内 豊功氏(土佐山内家第19 代当主)               徳川 恆孝氏(徳川宗家第18 代御当主)   第2部:懇親会(第1 部シンポジウムご出演者ご出席予定)     日時:同日 18:40 ~ 19:40(18:30 受付 18:35 開場)     会場:同会議室     会費:5,000円 ▼当協会では、専門家に関わる各種イベント等の開催要領をご連絡頂ければ、Social Collaboration Networkの一環として、本メルマガあるいは当協会のHPの「イベント情 報」ページにアップさせて頂きます。ご連絡をお待ちしております。 ※ご連絡、お問い合わせは本mailに返信頂くか、下記フォームよりお願い致します。   https://www.japa.fellowlink.jp/blank-1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【5.関連 News & Topics】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼Cover Story: ヒトの起源:モロッコの化石によってホモ・サピエンスの出現時期が早 まった、Nature 546, 7657、2017年6月8日 http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/86370

▼人類の起源は30万年前、定説覆す化石発見、AFP BB NEWS、2017年06月08日 http://www.afpbb.com/articles/-/3131217

▼世紀の大発見 まるで彫刻のような「奇跡の恐竜化石」、日経ナショナル ジオグラフ ィック社、2017/6/4 https://goo.gl/Sru4DT

▼明治150年 産業革命を支えたインフラ革新、ACe建設業界 2017.6 http://www.nikkenren.com/publication/ACe/ce/ace1706/pdf/web_1706_004-017.pdf

▼歴史は「25年ごと」に考えると見方が変わる 戦後、日本は3つの時代を生きてきた、 東洋経済ONLINE、2017年06月18日 http://toyokeizai.net/articles/-/175626

▼シンギュラリティは近い ―世界の課題をテクノロジで克服するには―、グローバル ビジネスセンター、J-STAGE 早期公開 2017年6月20日 https://www.jstage.jst.go.jp/article/amr/16/3/16_0170222a/_pdf

▼第7回 「集合知便益」の活用容易に、2017年5月25日 日本経済新聞「やさしい経 済学―デジタル化の衝撃と人的資本」に掲載、独法経済産業研究所、2017年6月6日 http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yasashii24/07.html

▼シェアリング・エコノミー等が雇用・労働市場に与えるインパクト -多様なプロフェッ ショナル人財による「デジタル+α」の価値創造で世界をリードする-、経済同友会、2 017年5月26日 https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2017/170526a.html

▼シェアリングサービスの市場規模は年間11兆1,800億円! 将来的には2兆6,300億 円まで拡大の可能性、(株)情報通信総合研究所、2017年6月28日 http://www.icr.co.jp/press/press20170628.pdf

▼ポスト・スマホのAIプラットフォームの覇者は誰か?、WEDGE Infinity、2017年6月1 3日 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9830

▼ベンチャーの未来は起業しない起業へ、Newsweek日本版、2017年6月27日 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/post-7859.php

▼スタートアップ・エコシステム形成に向けて動き始めた東南アジア、(株)日本総研、 2017年6月1日 http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/9966.pdf

▼モバイル決済の現状と課題、日本銀行決済機構局、2017 年6月 http://www.boj.or.jp/research/brp/psr/data/psrb170620a.pdf

▼やはりノーベル賞大隅さんの警鐘を無視した政府、BLOGOS、2017年06月21日 http://lite.blogos.com/article/230115/?axis=&p=1

▼提言 学術の総合的発展をめざして ―人文・社会科学からの提言―、日本学術 会議 第一部 人文・社会科学の役割とその振興に関する分科会、平成29年(2017年) 6月1日 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t242-2.pdf

▼科学技術イノベーションの活性化を促進する制度的基盤の構築に向けて、総合科 学技術・イノベーション会議 有識者議員、平成29年6月2日 http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihui030/siryo2-1.pdf

▼人口減少,雇用,繁栄:日本全体で質の高い仕事を創出するための条件、財務省 財務総合政策研究所、フィナンシャル・レビュー 平成29年第3号(通巻第131号)、201 7年6月 http://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list7/r131/r131_03.pdf

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【6.つぶやき(編集後記に代えて)】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 昨今、行政文書(含む電磁的記録)の有無・真贋・廃棄問題が巷間を賑わせている。 当事者の方々には、公文書管理法の目的に規定されている現在及び将来における「 国民に説明する責務」に沿った言動を期待したいし、メディアには国民の側に立った監 視役を期待したいのだが、・・・。

▼「公文書等の管理に関する法律」 第一条(目的) この法律は、国及び独立行政法 人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、健全な民主主義の根幹を支 える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るものである ことにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を 定めること等により、行政文書等の適正な管理、歴史公文書等の適切な保存及び利 用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、国及び独 立行政法人等の有するその諸活動を現在及び将来の国民に説明する責務が全うさ れるようにすることを目的とする。

  公文書等の管理に関する法律 https://goo.gl/HlfSSC   行政文書の管理に関するガイドラインhttps://goo.gl/2qRwUS   別表 行政文書の最低保存期間基準https://goo.gl/MQY8u6

▼データは人生であり、墓碑銘である、日経ビジネスONLINE、2017年6月9日 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/060800097/

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