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FellowLink 倶楽部 2015年4月1日 #21


おはようございます。芝原靖典です。 一気に気温が上がり、さくらも満開となり、春爛漫の季節になりました。 FellowLink倶楽部 #21[毎月1日発行]をお届けします。 本月刊メルマガ「FellowLink倶楽部」は、専門家・知、産学連携・イノベーション、 仕組み等に関する編集発行人(芝原靖典)によるキュレーションメルマガです。 ご笑覧頂ければ幸甚に存じます。転送・転載はご自由です。 本メルマガは、編集発行人の芝原靖典、及び日本専門家活動協会理事並びに 事務局の(株)FellowLink 役員がご縁を頂いた方々や、配信申込を頂いた方々 にお送りさせていただいています。配信不要の方は、末尾記載の【連絡先】にご 連絡下さい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆◇◆ FellowLink 倶楽部 2015年4月1日 #21 ◆◇◆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ INDEX------------------------------ 1.コラム:3つの旬 走り・盛り・名残り 2.お知らせ・案内・専門家紹介 3.Blog:地方創生について 4.役立つサイトの紹介:生活コストの「見える化」システム 5.関連News & Topics 6.つぶやき(編集後記に代えて) --------------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【1.コラム:3つの旬 走り・盛り・名残り】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ あるテレビ番組で、食材には旬があり、その旬には「走り(はしり)」「盛り(さかり) 」「名残り(なごり)」の3つに時期があると云っていました。「走り」とは出始めの頃 、「盛り」とは本来の食べ頃で通常云われる旬の頃、「名残り」とは盛りを超えじっ くり熟させたり寝かした独特のおいしさがでる頃、ということでした。この名残りが 新しいマーケットになるとも云っていました。 この季節感を感じ味わう「旬」は、田舎育ちの者には風景と共に思い起こさせら れますが、最近はビニールハウス栽培や全国レベルでの産地リレー出荷もあり 、都会ではなかなか体感できません。いま、いろんな食材の旬が分かる子供あ るいはその親世代は少ないのではないでしょうか。 田舎での風景を思い浮かべる一方で、この3つの旬は人生とも同じではないかと 、人生の流れも思い浮かべていました。人生に置き換えれば、学生の頃から社 会に出て間もない頃の走り[仕込み人生]、45歳前後頃までの盛り[勢い人生]、 そして45歳頃以降は名残り[本格人生]、と云えるのではないでしょうか。もちろ ん、人によって盛りの時期は異なります。組織でそのトップまで行く人はトップを 降りるまでが盛りですが、大半の組織人は45歳頃までに組織での盛りを実質的 に終えます。組織から独立して異なる土俵で更なる盛りを続ける人も今後は増 えるかもしれません。 いずれにしても、長寿命化してきている現在及び今後は、名残りの時期が最も 長くなることが必定です。一方で、組織(特に、企業)は短命化しています。そうし た中、人生の長くなる名残りの時期を旬として生きるにはどうすればいいかが問 われています。その一つの在り様として、組織中心主義(組織としての存続、規 模・収益拡大中心)から、個人としての生きがい・やりがいや人とのつながり等を 優先する生き方中心に重心を移すことが選択肢として考えられます。それは住 み方、暮らし方、地域コミュニティ、つまりは地方自治行政の在り方にも影響しま す。 新年度が始まったいま、改めて、人生の立ち位置を問い直してみることも良いの ではないでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【2.お知らせ・案内・専門家活動紹介】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼当協会が連携支援している「NPOふるさとテレビ」が主催する4月度月例セミナ ーが下記要領で開催されます。話題となっている地方創生について、担当大臣 から直接伺う良い機会です。まもなく満席とのことですが、申し込み方法等詳細 は下記URLにアクセスしてご確認下さい。  http://www.furusatotv.jp/seminar_info/20150424info.pdf  講演者:石破 茂 国務大臣 地方創生・国家戦略特別区域担当  日 時:平成27年4月24日(金)12:00~13:30  会 場:衆議院第一議員会館 会議室  会 費:2,000円 ▼当協会の「大学等研究成果活用推進プラットフォーム」(担当:佐竹理事)の データベースに、全国大学の共同研究 47件(累計2,504件)、研究者 83件(累計 3,084件)、研究シーズ 13件(累計2,054件)、技術相談 5件(累計252件)を追加 更新しました。下記にアクセスしてご確認・活用下さい。  http://japa-fellowlink.wix.com/utob ▼今月の専門家紹介は、「秋口 守國氏(専門分野:都市・交通・まちづくり)」で す。長年にわたり官・民を通じて、都市・交通・まちづくりに取り組んでこられた専 門家としてご寄稿頂きました。 都市・交通・まちづくりに取り組んで[秋口 守國(アキグチ モリクニ)] 私は、大学で地域開発と交通を学んだ後、旧建設省に入り、海外を含め国、自 治体勤務をし、まちづくりの財団、建設コンサルタンツ、三菱地所を経て、今は年 金生活です。間もなく古希に達しますが、これまで東京や大阪などの大都市や 熊本などの地方都市の都市・交通の計画・整備や、中小都市の町おこしなどの つきあいを持ち、この縁で引き続き各地でのまちおこし・まちづくり・交通などに かかわらせていただいています。 地方での悩みや課題は時とともにどんどん変化していき、その解決に向けて地 域の特色を抽出し、具体の形で生かしていかなければなりません。このため仲 間と一緒に、かつての計画などを尊重しつつも拘泥せず、新たな気持ちで次世 代に残るものは何か語り合い、取り組んでいます。 東日本大震災の復興や大阪の梅北地区の開発などのおつきあいを続けていま すが、特に、ここ2年間は、(一社)沖縄しまたて協会が実施する地域振興支援 事業でアドバイザー役として沖縄を訪問し、自治体の方々と(1)米軍基地の跡地 利用やその周辺整備方策、(2)沖縄の発展、那覇の第2滑走路の開設などを念 頭に置いた、MICE誘致や物流施設の導入に伴う土地利用転換の可能性やイン フラ整備方針などを語りあいながら簡易なレポートを作成してきました。 沖縄のつながりとして勤務経験はありませんが、10数年前から普天間空港を除 く中小の米軍基地の返還を念頭に置き、自治体としてどのような取り組みをすべ きか、国や県はどのような支援をすべきか、できるかなどを議論して来ています 。そのような延長線上で、必ずしも基地に限らず、まちの抱える話題についても 共に考えることにしています。 ここではその事例として、北中城村アワセゴルフ場跡地とその周辺整備につい てふれます。北中城村は県庁所在都市那覇市の広域都市計画の北端にあり、 中部の沖縄市に接した人口1.5万人の小さな自治体です。旧米軍のアワセゴル フ場があり返還になりましたが、40ha余との広大な土地で、現在、今春開設の 大規模商業施設と来春目途に病院の建設工事が進んでいます。 地元では行政経験豊かで、卓越した計画・調整・事業能力を持つ那覇市OBの 方が中心になって進み、さらに、この開発がきっかけで周辺も含め大きな展開 が期待されます。私はこのベテランの方に就任を要請し、そして折々に沖縄を訪 問、泡盛などを酌み交わしながら計画・事業をめぐる課題・対応について相談し 、これをもとに国・県・隣接市などとのつなぎ役の一部をしている程度です。 私たちの意識には、沖縄での大規模基地跡地利用は、これまで小録・金城、北 谷、天久の事業が成功裏に終わっていますが、経済・社会状況が激変しつつあ る中、これに続くアワセゴルフ場跡地を成功させ、さらに次なる西普天間基地の 跡地利用などにバトンタッチさせること、さらには普天間基地跡地を成功裏に導 けたらとの願いがあります。 アドバイザリーは単に自らの有する知識のみならず、国内外を含めた参考事例 や人脈紹介など幅広い範囲に及ぶ役割を持ちます。都市・交通・まちづくりの計 画や整備にかかわる方々、特に現役に、自信と勇気を持ってもらうことができる ように、今後も沖縄に限らず各地で、可能な限り尽力するつもりです。 【参考】 一般社団法人沖縄しまたて協会 http://www.shimatate.or.jp/      アワセゴルフ場地区跡地利用計画 http://goo.gl/j1kMfz ▼専門家紹介コーナーにご寄稿頂ける方を募集しています。専門家個人・企業 ・団体として、ご寄稿頂ける方は下記宛ご連絡下さい。自薦・他薦問いません。 また、「読者の声」(メルマガの内容に関するご感想・意見・提案等)をお待ちして います。適宜、掲載させていただきます。  ◇連絡・投稿先E-mail:info@fellowlink.jp ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【3.Blog:地方創生について】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 最近、国の政策の柱の一つとして何かと話題になっている「地方創生」は、これ までも、幾度となく議論されてきてテーマです。現在及び今後を見据えてどう考 え、どう対応すべきか、関連情報も含めて整理してみました。 詳細はブログサイト[仕組みの群像]の下記の最新記事をご笑覧ください。 ▼地方創生について http://www.tc-platform.com/blog/archives/1611 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【4.役立つサイトの紹介:生活コストの「見える化」システム】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このサイトは、全国1,718市町村と東京23区での「生活コストの見える化システ ム」(Excel版)がダウンロードできるサイトです。自分がいま住んでいる地域や、 気になる地域での家計収支や暮らしやすさ指標の貨幣価値を簡単に知ることが できます。 移住・転居等の際の一つの参考指標として、チェックされてはいか がでしょうか。 ▼生活コストの「見える化」システム、経済産業省 http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/seikatsucost/index.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【5.関連News & Topics】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼イノベーションと自由のホントの関係(前編)、DIAMOND Online、2015年3月9 日  http://diamond.jp/articles/-/67422 ▼イノベーションと自由のホントの関係(後編)、DIAMOND Online、2015年3月16 日  http://diamond.jp/articles/-/67425 ▼オープンイノベーション時代に向けた「技術研究組合」制度の改正と効果、産 学官連携ジャーナル 2015年3月号  http://goo.gl/m4iwbI ▼起業と高齢化、経済産業研究所、2015年3月16日  http://goo.gl/l9lESp ▼文科省提言「G大学・L大学」は、若者をつぶす 大前研一の日本のカラクリ、 PRESIDENT 2015年4月13日号、PRESIDENT Online、2015年3月30日 http://president.jp/articles/-/14856 ▼権利化の先を拓くグローバル知的財産戦略 上場800社調査からみえる新市 場創出のための戦略とは、みずほ情報総研レポートVOL.9 2015 http://goo.gl /8mShqt ▼ものづくりを阻む「経営と文化の壁」を乗り越えるには 「コスト削減」「品質管 理」だけでは日本の製造業は世界から取り残される(第2回)、日経テクノロジー online、2015/03/05   http://goo.gl/hvHWnj ▼アメリカにおける寄付や寄付年金の現状―どうしてアメリカ人は巨額の寄付を するのか?―、ニッセイ基礎研究所、2015/03/18  http://goo.gl/Qxswlb ▼米IT4社で時価総額180兆円」が示唆する新産業革命、日本経済研究センタ ー、2015年3月16日  http://www.jcer.or.jp/column/kojima/index745.html ▼米国シリコンバレーにおける最新動向、NTT DATA、2015年3月30日 http://www.nttdata.com/jp/ja/insights/opinions/2015033001.html ▼「細則主義」に慣れた日本企業は「原則主義」に適応できるか?~ 2015年は「 企業統治元年」と言われるが・・・・・ ~、ニッセイ基礎研究所、2015/03/02 http://goo.gl/WjgyZB ▼第1回日本博士人材追跡調査 調査結果(速報版)、文部科学省 科学技術・ 学術政策研究所、平成27年3月9日  http://goo.gl/oJh6bO ▼5年目を迎えた「3.11」(上)被災民が直面する「老々介護」の悲惨な現実、Fore sight、2015年03月11日  http://www.fsight.jp/33522 ▼5年目を迎えた「3.11」(下)「国」と「東電」に翻弄される被災民、Foresight、201 5年03月19日  http://www.fsight.jp/33741 ▼東日本大震災関連倒産、4年で1726件 ~ うち原発関連倒産は180件、1 割 強を占める ~ 、帝国データバンク、2015/3/2  http://goo.gl/kMR2TA ▼東電支援をめぐる問題、国立国会図書館、調査と情報―ISSUE BRIEF― NU MBER 859、2015. 3.25  http://goo.gl/nCPVU0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【6.つぶやき(編集後記に代えて)】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3月初旬、やや肌寒いハワイへ4泊6日で行ってきた。リゾート婚、マリンレジャー 、ブランドショッピング、グルメ等々、老若男女が楽しんでいる。リピータも多い。 人が人を呼んでいる。自然以外特に何もないハワイが何故あれほどの国際リゾ ート地として評価されるか。日本の地域に於いても、もの(づくり)ベースの発想 から脱した地域活性化・地方創生が問われているが、・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -PR- ちょっとしたお手伝いから本格的支援まで「専門家サービス3.0」   http://japa-fellowlink.wix.com/pro-services3 専門性を必要とするあらゆる相談・処理をよろずお引き受け”いたします。  ▼建築業者様を対象としたに「業務診断サービス」を始めました。     案内チラシ http://goo.gl/7VU1H3   ※他業種の方もご相談ください。柔軟に対応いたします。 -PR- -PR- 「クリティア」 モンドセレクション4年連続金賞受賞! おいしい富士山の天然水を使い切りタイプのボトルでお届けします。 金城のお水、阿蘇のお水も選べます。配送無料です。  http://www.tennensui.info/ -PR- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 本メルマガに掲載して欲しい情報(各種案内、専門家紹介、役立つサイト紹介) 本メルマガに関する意見、質問、相談、提案、 本メルマガへの広告掲載のお問い合わせ、 等があれば、下記の【連絡先】宛にご連絡下さい。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼編集発行人:芝原 靖典 http://goo.gl/Cthlzs ▼連絡先:E-mail:info@fellowlink.jp ▼発行元:Japa日本専門家活動協会[公式HP http://japa.fellowlink.jp/ ] ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Copyright(C)2015 日本専門家活動協会[事務局:(株)FellowLink]


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