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FelloeLink 倶楽部 2013/09/01 #2


おはようございます。芝原靖典です。

酷暑、残暑がようやく過ぎ去りつつありますがいかがお過ごしでしょうか。

FellowLink倶楽部 #2 [毎月1日発行] をお届けします。

ご笑覧頂ければ幸甚に存じます。

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◆◇◆ FellowLink 倶楽部 2013/9/1 #2 ◆◇◆

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INDEX---------------------------

1.人が集まるということ

2.お知らせ・案内・専門家活動紹介

3.Blog:夏の風景 2題

4.関連News & Topics

5.つぶやき(編集後記に代えて)

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【1.人が集まるということ】

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高速道路のSA(サービスエリア)や、その一般道路版である「道の駅」が

地方の活性化の拠点の一つとなっている。特に「道の駅」は道路区域で

ありながら、余り規制をかけず、場所の提供に主眼をおき、地元裁量の余

地が大きいことがその主な要因となっています。

翻って、イノベーションの施策もいろいろ提案され、多額の税金が投じられ

ていますが、行政が余り口を挟まず(入居に伴う書類審査をミニマムにす

る、活動規制をかけない等)、イノベーションを志すイノベーター、ベンチャ

ーに場所だけ提供するような「イノベーションの駅」なるものはできないの

だろうか。

現下の日本には、行政統合あるいは人口減少に伴う公的施設の空き施

設、商店街等の空き店舗、企業流出・撤退に伴う空き事務所・工場、限界

集落的な空き団地、一般住宅の空き家等、未活用の建物が数多く散在し

、増えています。

そうした建物は、使用しなければ朽ちていきます。各種の社会的な問題も

惹起します。そうしたことを考えれば、無料で貸し出しても経済的な合理

性は成立します。加えて、そうした場所に次の時代に繋がることを起こす

人が集まれば、当該地域の活性化にも繋がります。

徳島県の山あいに位置する神山町の空き家がIT企業のサテライトオフィ

スに転用され話題となっていますが、その本質は人が集まることを優先し

たことにあるようです。

▼四国の山里で働くという選択 --IT企業が惹きつけられる町・徳島県神

山町

 ◇http://www.ashita-lab.jp/special/637/

▼新たなクリエイティブは「神山モデル」が作り出す

 ◇http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120705/234176/?n

_cid=nbpnbo_leaf_bn

人は何を求めて集まるのか、集まるとは何か。8月はお祭りやお盆帰省で

、人が集まる事の本質、仕組みに思いを馳せる時期でもありました。

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【2.お知らせ・案内・専門家活動紹介】

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▼日本専門家活動協会は、分野・プロジェクトベースで実際に活動するグ

ループを立ち上げる代表責任者が理事として活動するという仕組みで成り

立っています。活動内容等については、順次、本FellowLink倶楽部にてご

紹介させていただきます。

★日本専門家活動協会のもとで、活動するグループを立ち上げたい方、

あるいは協働・連携されたい方は、下記宛にご連絡ください。

 ◇E-mai:info@fellowlink.jp

▼今月の専門家紹介は、本協会理事の「佐竹 弘氏(専門分野:産学連

携)」です。

佐竹弘氏のプロフィールは下記サイトに登録(ニックネーム:hirosatake)さ

れていますのでご覧ください。

 ◇専門家プロフィール登録サイト”FellowLink”

   http://www.fellowlink.jp/

「新たなる産学連携活動への挑戦」、佐竹 弘(さたけ ひろむ)

大学は、教育・研究の創造の場であり、研究者や学生の自由な発想と活

動を通じ、日夜、新しい研究成果が生まれている母なる大地です。その大

地の活用を、国を挙げて支援し、10年の歳月が流れました。各大学の産

学連携部門の充実と共に、産学連携関係者の人材育成、産学連携への

社会の理解も進み、大地の活用が大企業を中心に定着しています。

しかし、大学の敷居の高さは10年来大きな変化がなく、特に中小企業で

の大地の活用にはハードルが高いのが現状でないかと思います。中小企

業では、技術開発においても、問題解決においても、常日頃から短時間

に幅広い技術が把握できるかが大きな鍵となります。

全国の大学の研究情報はほとんどすべて国立大学法人、高専、私立大

学で公表され、日々更新されています。その把握方法には、インターネッ

ト検索、JSTのJ-GLOBALなどで検索することが可能になっていますが、

毎日が忙しい中小企業の技術者が短時間に情報収集することは難しい

のが現状です。

各大学の産学官連携部門では、大学の使命として研究成果の利活用推

進を展示会やインターネット上で常に積極的に行っています。しかし、全

国の大学等研究成果情報が中小企業や本当に問題を抱えた技術者へ

の情報伝達は十分でなく、情報による双方の付き合いのきっかけづくりに

発展することも少ないのが現状です。

大学の研究成果利活用推進、特に中小企業等での活用推進には、デー

タの集約化(研究者に負担を掛けない)、全国大学の研究者や研究成果

情報、研究者の企業等との共同開発希望テーマなどを短時間に収集でき

る情報集約拠点の構築、研究成果の研究段階評価ができる専門家との

連携、情報システムを運営する法人などの設立などが必要と考えていま

す。

加えて、情報集約拠点と連携する信金などの地域と密着する組織、専門

家人材との連携は欠かすことができない重要な要素です。

大学等の研究成果利活用推進には、次の2点が必要と考えています。す

なわち、情報集約拠点の構築とその運用システム(専門家集団)、情報

集約拠点と現場を結ぶ組織とその人材の連携システムが必要です。

今回、非常に無謀と思われる人が非常に多いと思われますが、全国の大

学研究情報を一元的に調査できるシステムを構築し、中小企業や中小企

業を支援する組織に情報を提供する「大学等研究成果活用推進支援プラ

ットフォーム ~母なる大地・・母なる大地 大学の活用~」を設立しました

。活動は、日本専門家活動協会のメンバーの協力のもと、産学連携担当

理事である佐竹がボランティアで活動します。

今後、プラットフォームメンバーや活動の協力者を募集し、ボランティアで

専門的知識提供、現場への情報発信者となってもらえる人材、体制が整

備できれば、プラットフォームを発展させ、大学研究成果の利活用推進や

中小企業技術革新支援を積極的に進めて行きたいと考えています。協力

者をお待ちしております。なお、活動の概要等は下記のHPをご覧ください。

 ◇http://www9.ocn.ne.jp/~sangaku/main.index.htm

ご協力・ご支援のほどよろしくお願いします。

★上記の専門家活動紹介に関する感想、意見はFacebookのFellowLink

公式ページに投稿をお願いします。

 ◇https://www.facebook.com/fellowlink.office

★本コーナーでご紹介したい専門家、専門家団体(自薦・他薦を問わず)

を下記宛にご推薦下さい。

 ◇E-mai:info@fellowlink.jp

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【3.Blog:夏の風景 2題】

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自らが味わった夏の風景(花火、阿波踊り)を2題、拙い写真も含めてブロ

グにアップしました。そうしたイベントを味わう空間として公共空間のあり方

、そして人が移動する空間として特にシニアに配慮した高速道路のあり方

についても言及しました。

下記サイト<仕組みの群像>にて、ご笑覧ください。

▼夏の風景 戸田橋花火大会 

 ◇http://www.tc-platform.com/blog/archives/1047

▼夏の風景その2 お盆と帰省そして阿波踊り

 ◇http://www.tc-platform.com/blog/archives/1085

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【4.関連News & Topics】

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▼科学技術イノベーション総合戦略~新次元日本創造への挑戦~、閣議

決定、平成25年6月7日

 ◇http://www8.cao.go.jp/cstp/sogosenryaku/index.html

▼新たな知的基盤整備計画及び具体な利用促進に関する検討会‐配布

資料、経済産業省、平成25年7月9日

 ◇http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sangi/chiteki_kiban/00

1_haifu.html

▼日本のクラウドファンディングの現状と課題、一般社団法人金融財政事

情研究会「週刊金融財政事情」編集部 山際勝照、2013年7月23日

 ◇http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail4/contents_type=10&id=93

6

▼技術も知財も人材も、守りの発想が裏目に出る日本企業 研究開発の

グローバル化(その3)、田中芳夫、日経ビジネスONLINE、2013年7月25

 ◇http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130717/251214/?

P=1

▼第2フェーズに入る日本のインキュベーター 日米比較でみえる課題と

可能性、インキュベーションの虚と実 第32回、DIAMOND ONLINE、2013

年8月5日

 ◇http://diamond.jp/articles/-/39702

▼特集:異次元イノベーションが次代を拓く、季刊 政策・経営研究2013 V

ol.3、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、2013/08

 ◇http://www.murc.jp/thinktank/rc/journal/quarterly/201303

▼デジタルファブリケーションの最近の動向 ―3Dプリンタを利用した新し

いものづくりの可能性―、科学技術動向 2013年 8月号(137号)、蒲生

秀典、2013年8月

 ◇http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STT137

-19.pdf

▼特別企画:大学発ベンチャー企業の実態調査 大学発ベンチャー、過半

数が黒字経営、帝国データバンク、2013年8月15日

 ◇http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p130803.html

▼学歴がなくても、世界で活躍する人の真実 伊藤穰一×波頭亮(上)、

波頭亮、東洋経済ONLINE、2013年08月17日

 ◇http://toyokeizai.net/articles/-/17012

 結局、日本人は努力の総量が足りない 伊藤穰一×波頭亮(下)、波頭

亮、東洋経済ONLINE、2013年08月18日

 ◇http://toyokeizai.net/articles/-/17073

▼日本の「水月湖」が世界の歴史のものさしに! 「年縞」を読み解いた

在英日本人研究者(その1)、日経ビジネスONLINE、2013年8月20日

 ◇http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20130819/252353/?n_c

id=nbpnbo_leaf_bn

 日英で表彰、「水月湖」に世界から熱い視線 「年縞」を読み解いた在英

日本人研究者(その2)、日経ビジネスONLINE、2013年8月22日

 ◇http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20130819/252391/?n_c

id=nbpnbo_leaf_bn

▼真に「グローバル」な企業は、日本に3社しかない トヨタもマクドナルド

も、グローバル企業ではない、日経ビジネスONLINE、2013年8月20日

 ◇http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130816/252317/?

P=5&mds

▼世界 “革新的企業” トップ100が発表! 楽天が9位で日本企業トップ /

一方でスタバは19位で Google は47位、Rocketnews24、2013/08/20

 ◇http://rocketnews24.com/2013/08/20/360683/

▼官製ファンドは「汚いカネ」「無駄な組織」、山崎元のマルチスコープ、DI

AMONDONLINE、2013年8月21日

 ◇http://diamond.jp/articles/-/40497

▼法令整理―その歴史と可能性―、井田 敦彦、レファレンス 2013. 8、

国立国会図書館調査及び立法考査局、2013.8

 ◇http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8276396_po_075104.pdf?

contentNo=1

▼ものづくり革命 ガーシェンフェルド氏に聞く、NHK NEWSWEB、8月23日

 ◇http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0823.html#pagetop

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【5.つぶやき(編集後記に代えて)】

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生みの苦しみが続いている。航空機(MRJ)、ロケット(イプシロン)等、先

端技術の塊のビジネス化へのトライである。頑張り抜いて欲しい。しがら

みを超える新しい仕組みの創発・導入も同じである。いい汗を流し、突破

しようとする専門家は日本の宝である。応援したい。

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